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INTERVIEW#02

森田乗務員

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「陽を浴びて庭いじり」が実現する職場

私はもう高齢だから週3日で早番を専門にやっています。起きる時間は朝2時ぐらいで、お昼頃にはうちに帰れます。それで、昼から庭いじりをやっているんです。退屈しないようにきゅうりとかトマトとか、そういう野菜を植えて楽しんでいます。こんな生活が好きで、私にもうもうぴったりの職業だなと感じています。体に無理のないペースで働けて、自分の好きな庭いじりを日中に没頭できる職業は他にないと思っています。
働きたい分だけ働けるように色々な働き方を用意してくださっているので、無理なく働けますし、仕事で疲れて自分の家にもどって庭の花を見たり野菜の成長を見たりして、「昨日よりも育っているな」と、それだけで気分転換ができるんです。だから毎日が楽しいんです。

森田乗務員 インタビュー風景1

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50人の命を預かる重み

私の場合は最近ずっと思うようになってきたのが、「目的」があるかないかなんです。つまり意味のない走りをしないっていうのが第一前提なんです。急がなければいけない時はあれば急ぐけど、そうでない限りは自分のペースを崩さない。
本当の安全運転。右見たり左見たり、まぁ世の中の流れじゃないけれど、周りの車の流れを見ているような意識。無理な走り方は絶対しないこと。
目的っていうんですか、それが分かってきたんです。運転している意味がね。だから不意に車が出てきても、いちいちイライラしない。私たちが運転している路線は50人とか、もうそれくらいの乗客数はざらですから、様々な人が乗ってきます。中には外国の方で言葉が通じない方も乗車されます。
色んな人がいて、色んな運転がある。突然キュキュって車がバスの前に割り込んでくることもあるんですよ。そんな時にも目的なく急いで運転したり、自分本位な運転をしたりはしない。時間がなくて乗っているお客さんがいたら、やっぱり間に合わせたいなと思うから努力はするけれども、もう、無理なことはあんまりしない感じ。こんなことを意識しながら走っています。

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定年後の働き方が想像できた環境

週3勤務になる前は、毎日びっちり運転していました。体力的にハードだなと感じる時もありましたが、定年退職後に少ない日数でも働ける制度を会社側が用意してくれていることを知っていたので、いつかその環境に身を置きたいと思っていました。
ずっと朝番遅番の枠に入るために頑張ってきたなと実感しています。

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言葉の壁を越える工夫と運転中の緊張感

最近はインバウンドのお客さんが増えて、座席くらい大きな荷物を持ってきているんです。50人乗ったら50個の荷物が来るから年齢を重ねると連勤しづらくなりますよね。会社側はそれを先回りして働き方をいろいろご用意いただいて環境を整備してくれた。
だから、働いていてなんかおもしろい。幸せっていうのかな。お互いに大変だけれど、願ったり叶ったり。でも、すごい大変。
バス停が円山だったら澄川までは、乗る場所が限られているけど、でも国道36号線はすごい乗客数が多い。人が多いと海外の方も多くて、そうなると料金の精算が大変なんですよ。言葉が通じないから。
今だから思うけど、若いころにもっと言葉を勉強すればよかったね。国語や数学じゃなく英語をね(笑)。

森田乗務員 インタビュー風景2

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半世紀の経験で安全を運ぶ

急いで走るのは、自分のミスやお客さんの事情でどうしても間に合わせなければならない時だけです。普段はとにかく「余裕」を大事にしています。
大型車同士が焦って動けば、必ず危ないことになる。だからこそ余裕を持つことが一番大事。
大型トラックやトレーラーは、一度滑ったりぶつかったりしたら大事故になります。お客さんに怪我をさせるようなことだけは絶対に避けたい。だから冬道ではスリップも想定して、トラックなどの大型車両と並走すると危ないので、絶対に横に付かないように、周囲の動きを読んで走るようにしています。相手の運転も完璧じゃないから、常に最悪を考えて動いています。
恥ずかしながら若いころは勢いでドンドン走っていました。ですが、今そんなことをしたら大変なことになります。だから神経を研ぎ澄ませて、冷静に運転する。50年も無事故で乗り続けるのは簡単なことじゃないです。大型のバスは乗せる人も荷物も多いですし、目的地もさまざまです。誰にも迷惑をかけないように、とにかく無事に目的地まで届ける。それだけを考えてハンドルを握っています。

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ハンドルの先にある人の温かさ

もう30年以上ハンドルを握って無事故を続けてきましたが、やっぱり嬉しいのはお客さんからの言葉ですね。
昔、貸切バスを運転していたときのことです。路線バスのときとはお客さんの雰囲気も違って、かけられる言葉も全然違うんです。よく「穏やかですね」と言っていただけました。運転しているだけで、そうやって言ってもらえるのは本当にありがたいですね。
ですが、定時制が求められる空港線ではそうはいきません。お客さんもギリギリの時間で乗ってくるから、ピリピリした空気が車内に流れています。10秒でも遅れると迷惑がかかるので、気を抜くことはできません。おかげさまで、いい緊張感をもってハンドルを握ることができています。一方で、余裕のあるお客さんに出会うと、こちらも自然と心が穏やかになります。お互いに余裕があると、かけてもらえる言葉がまったく違うんですよ。「今日はありがとう」と笑顔で言われると、本当にその気持ちが伝わってきます。そんな瞬間が、長く続けてきてよかったと思える一番のご褒美ですね。

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良い仲間と環境があるから長く走り続けられた

入社した当時はとても厳しい環境で、先輩方の指導も今では考えられないほどでした。それでも「運転手になる」という夢があったから頑張れたんです。当時は5人の応募枠に60人の応募があるような時代で、タクシーやトラックで経験を積んで、ようやく北都交通に入社できたときは本当に嬉しかったですね。働いてみると、人間関係が良くて会社の雰囲気も温かく、長く続けられる理由はそこにあると思います。出張先では北都交通の名前で信頼してもらえたことも誇りでしたし、厳しさの中にも仲間と過ごす楽しさがたくさんありました。
今は観光やインバウンドのお客様も増えて大変さはありますが、その分やりがいも大きいです。会社は現場の声をしっかり聞いてくれるので、安心して仕事に集中できます。無事故でここまで来られたのも、そうした環境のおかげですね。
これから入社を考えている方には、とても良い会社なので安心して挑戦してほしいと思います。努力すれば自分のペースで長く働けますし、趣味や生活と両立できる職場です。人の役に立つことを実感できる、本当に面白い仕事ですよ。