今日はちゃんと3人で話すの、初めてに近いよね。建石さんとは多分初めて、向くんは朝に何回か見かけたくらいかも。
対談参加者
MEMBER

横山さん

建石さん

向さん

入社時期はバラバラでも、
同じ車両で同じ熱量。
THEME1

横山

建石
そうですね。時間帯が微妙にズレてると、会うようで会わないですよね。

向
自分もそんな感じです。あ、でも横山さんは去年の3月からでしたよね? もう1年ちょっと?

横山
うん、去年の3月から乗り始めて、1年ちょっと。建石さんと向くんは、まだ1〜2か月くらいだよね?

建石
自分はまだ1か月ちょっとです。向は自分の1週間後くらいに入ったから、差がほぼないです。

向
そうっす。1週間くらいしか違わないです。

横山
それでも、2人とも勢いがすごいって話、社内でも聞くよ。濱田課長が今回の座談会、声かけたって聞いた。

建石
濱田課長、見てくれているんですね。ありがたいです。

向
うん、見られていると気が引き締まります。クレームなく、っていうのも大事ですし。

朝苦手でも、
売上が〝目覚まし〟になる。
THEME2

建石
勤務時間って、みんな日勤ですよね? 自分、朝7時くらいに出ます。

向
自分はもう、5時前から走り始められるように出ています。夕方は4時くらいまで走っていますね。

横山
早いっ……。私は3時くらいから8時くらいの遅めが多いかな。今は“延長”もあるから、延長して夕方5時くらいまで走る感じのときもある。

建石
朝早いの、得意ですか?

横山
苦手。正直。

向
自分も元々は苦手でした。でも、朝早いと売上が上がるって気づいてから、逆に早く起きたくなって。 「早く出たい」って思うようになりました。

建石
わかるかも。気づいちゃうと変わりますよね。

向
特に土日。土日は絶対、早く出た方がいいです。土曜の朝早くに出ると、すすきので前日の夜から飲んでいるお客さんがまだいるんですよ。平日の朝早いのは出勤需要だけど、土日の朝は“飲んで帰る”が多くて、ロング狙えたりする。そこから楽しさが出てきました。

横山
酔っ払っているお客さん、私はちょっと得意じゃないかも……。

建石
自分も、好きって言うと語弊あるけど(笑)。でも、酔って寝ているとルートに細かく言われないこともあるよね。

向
そうそう。ちょっと遠回りになっても何も言われない、みたいな。

横山
それ、言い方!(笑)でも現実、あるよね。逆に“このルートで”って指定がある人もいるし、毎回『右ですか左ですか』って全部聞けない。こっちが『この感じで行きますね』って出たら、『違ったな』ってなることもある。

建石
ある。そこがクレームにつながるポイントですよね。

クレームはゼロにできない。
でも“芽”のうちに摘める
THEME3

建石
向って、最近クレームっぽいのありました?

向
…ついさっきありました。戻ってくる前にGOで1件取ったんですけど、迎えに行くのに時間かかっちゃって。自分がその遅れの連絡をしなかったのが相手のイライラになって、『それならキャンセルしたかった』って言われて。

横山
うわ…それ、交通状況でどうしようもないときもあるよね。

向
そうなんです。交通状況の問題だから、そこはどうしようもない。でも、遅くなったことに対して『すみません』って謝るのは当然だし、自分が間違った対応をしたならそこも含めて謝る。そこはちゃんとするようにしています。

建石
『わからないなら聞く』も大事ですよね。ルートも含めて。

向
ですね。分からないなら分からないなりに聞く。やらないとクレームにつながるんで。

横山
私もそこ、葛藤あった。新人なのでと言って聞けばいいよって教わるんだけど、お客さんからしたら新人かどうかは関係ない話でもある。かといって新人を隠して変な道に行く方が迷惑だし、だから『分からないものは分からない』でやった方がいいって思う。頭では分かっていても、運転手として“道は知ってないと”って気持ちもあってね。

建石
その葛藤、めっちゃ分かります。

横山
だから私は、いきなりガンガン広げるというより、エリアをじわじわ伸ばすやり方にした。『ここを固めてから、次』って。

向
会社、急かしてこないですか?『なんですぐ東区行かないの』みたいな。

横山
言わない、言わない。見守ってくれる。そこはありがたい。無理に行かされないの、助かる。

売上は〝運〟じゃない。
GO・無線・流しの
使い分け
THEME4

建石
売上の作り方で、GOと無線と流し(手上げ)ってあるじゃないですか。みんな、ざっくり比率ってどんな感じ?

向
自分は、半分くらいGO。残りが手上げと無線で半々、みたいな感覚です。

横山
私は時期で変わるかも。最近はGOが鳴りづらいなって思っていて、逆に手上げが多い気がしている。

建石
GOって長距離があったりするから売上になりやすい部分もあるけど、正直、ライバル増えると嫌ですよね(笑)。

向
分かります。増えたら敵が増えますからね。

建石
自分はエリアによって全然違うと思っていて。すすきの周辺走っていると、GOがそんなに鳴らない時もある。でも西区とか八軒方面とか、鳴るところは鳴る。GOも鳴るし無線も来る、みたいな。

横山
得意エリア、あるよね。

建石
だからそれを“見つけるのが楽しい”って感覚です。『どういう場所だと呼ばれるか』『無線ならこの辺が多い』とか、ただ走るんじゃなくて考えながら走る。もちろん安全が前提だけど、考えた結果が1日の成績に出ると、『今日頑張ったな』『今日ダメだったな、じゃあ明日はこうしよう』って改善できる。

向
できますね、それ。

横山
2人はまだ1か月ちょっとなのに、その感覚がもうあるのはすごい。昔だと、初めていきなり上位ってなかなかなかった印象。

建石
いやいや、全然…。

向
でも朝早く出るのは、確かに効きます。雪とか、暑さとか、そういう季節要因もありますけど。

雪も暑さも病院帰りも。
〝その日〟が需要をつくる
THEME5

横山
北海道って、シーズナリティ強いよね。雪とか、ちょっとの距離でも手を上げる人増える。

建石
ありますね。あとコロナ禍の流れも、まだ影響ありますし。

向
夏は夏で、暑くて歩きたくない。そういう日もあります。

横山
ご高齢の方の病院帰りも多い。薬局とか、病院周りで乗ることも結構あるよね。

建石
病院の周りをぐるぐる回るだけで無線に乗れたりしますしね。そういう“定番”は知っておくと強い。

向
日によって波があるからこそ、『今日はこの波だな』って掴めると楽しいです。

中心部の営業所は、
〝出庫も帰庫も〟早い。
THEME6

建石
会社の立地、やっぱデカいですよね。札幌駅・大通・すすきのが近いから、出てから最初に乗るまでが早い。

向
それ、めちゃ思います。出てから“最初の1組”までが早いのは大きい。あと帰り道。「そろそろ戻らなきゃ」って時に、中心部へ戻りながらでも無線が鳴る、GOが鳴る、手が上がる。1日1回はだいたい帰るタイミングで何かある。

横山
帰りながら売上作れるの、ありがたいよね。

建石
例えば豊平区まで行って、36号線通って戻ってくる途中で拾えるとか。「戻り」が無駄になりにくい。

向
戻ってこられるのが逆に嬉しい、みたいな感覚あります。『よし、会社に戻れる』って。

横山
それ社長に言ったら喜びそう(笑)。

建石
本来そういう意図でこの場所なんでしょうね。中心部にいれば人が集まるし、出ていく時の回送距離が短い。八軒とかから来ている人もいるって聞きました。

向
乗務員さんとか、まだその“現場の実感”を聞けてないなら、伝えたら絶対嬉しいはず。

エリアは攻め方が違っていい。
〝自分の勝ち筋〟を作ればいい
THEME7

向
横山さんって、普段どの辺走っているんですか? あんまり見かけない気がして。

横山
私は中央区が多め。そこから南側の奥の方とか、西の方にガーンって行く感じ。最近は東にも進出しようかなって。

建石
自分と向は割と近いルート走っているから、すれ違いが多いんですよね。

横山
私は2人みたいに“どんどんどんどん”行けないタイプで(笑)。好きな道・苦手なところがあって。分からなかったらお客さんに聞けばいいって分かっているんだけど、さっき話した葛藤もあるから、少しずつ伸ばしていく感じ。

向
でもそれ、めちゃ堅実だと思います。焦って広げて変に迷うより、地盤作る方が強いです。

建石
会社が“見守ってくれる”のもいいですね。急かされると変に焦って事故にもつながりかねない。

横山
本当に優しい方が多い。現場で接するのも、濱田課長、船木さん、笠田さん…あと奥平さんに会うことも多いかな。渡部さんも歳が近くて、『嫌なことあったら言って』って声かけてくれる。

もっと走りたい。
でも〝安全が一番〟は崩さない。
THEME8

向
会社にこうしてほしい、って話で言うと…法律も絡むから難しいのは分かっているけど、正直、上限まで走っても『まだ足りない』って思う時あるんですよね。1日が楽しいから。

建石
分かる。休憩、取らなきゃダメなのに、もったいないって思う瞬間がある。

向
自分、最初は1時間しっかり休憩取った方がいいと思っていたんです。でも『その1時間で無線が何本来て、GOが何本鳴るか』って考えたら、休むより走った方がいいってなっちゃって。もちろん休憩は取るんだけど、感覚としては“もったいない”が勝ち始めている。

建石
待ち営業はあんまりしない感じ?

向
基本しないです。イオンとかで待つ、みたいなのはほぼしない。ずっと走って、走って、走りまくる。目標は1日の走行距離120km。絶対超えるようにしています。結局、乗せた本数分の売上は出るから、その分頑張ろうって。

横山
すごい…。でも“走るほどスピードが上がっちゃう”のは怖いよね。

建石
そこ難しいですよね。売上いい人ほどペース上がりがち。でも安全が一番。自分たちも会社もそこは絶対に崩せない。

横山
延長の仕組みを作ってくれたのは、すごく助かっている。もっと柔軟な時間帯があったらいいなって思うこともあるけど、台数とか配車の都合もあるだろうし、簡単には言えない。

選んだ理由は違うけど、
北都交通を選んで良かった。
THEME10

向
自分、前職は車のディーラーでした。人と話す仕事がしたい気持ちはあったけど、ガッツリ飛び込み営業みたいなのは自分にはまだ違うなって。で、ドライブがめちゃくちゃ好きで、1人でどこでも行っていたんです。仕事探していて「タクシーあるじゃん」ってなって。家もこの近くだったから、募集の看板ずっと見ていて、“入りたいな”って思っていました。ホームページ見たら福利厚生もちゃんとしているし、近いし、いいかなって。入ってみたらもう…最高でした。文句ない。みんな優しいです。

建石
自分は前職が“チームプレー”の仕事でした。良く言えばチームなんですけど、悪い意味だと、1人が頑張っても平気で流されることがある。頑張りが反映されにくい。タクシーは頑張りがすぐ結果になるし、結果が給料にもつながる。そこが大きいです。面接は5社くらい行って悩んだんですけど、決め手は立地の良さと、立体駐車場で屋内ってところ。冬でも雨でも影響受けにくいので、やりやすいと思って選びました。

横山
私は美容師を長くやっていて、その後いろいろあって転職になった時に、現実問題として“生活のために稼がないといけない”があって。手取りでなるべく20万円近くは欲しい。美容師を辞めてしまってたから、可能性があるのはタクシーかな、頑張ればなんとかなるかな、って気持ちもありました。あと、昔より今はGOみたいなナビがあるから、ハードルが下がったのも大きい。固定給だと、頑張っても同じ、手を抜いても同じ…ってあるけど、タクシーは頑張りが返ってくる。もちろん頑張れなかった時は響くけど、そこも含めて分かりやすい。

建石
保証の制度も大きいですよね。北都交通は金額も高めで、期間も半年ある。他社だと3か月のところもありました。

横山
そう。私も“6か月保証”があるから踏み込めたところはある。最初の間にやり方を学べるのが大きい。二種免許の養成で入ったけど、金銭面も精神面も支えてもらえて心強かった。

向
誰に一番支えてもらった、って言うとどなたです?

横山
濱田課長。絶対に濱田課長。本当に優しくて。

建石
濱田課長、現場の空気作ってくれてますよね。

向
そういう人がいる会社だと、“ここで良かった”って最後に残りますよね。



